両親がソフトバンクのラクラクスマホに機種変しましたが、あまりの使いづらさに驚愕の千駄ヶ谷です。乗り換え案内アプリで駅入力しようとすると、バナー広告が入力欄を遮るのね。邪魔なら課金しろよという無言のメッセージですね脅迫です。ジョルダンの企業姿勢を堪能させて頂きました。誠にありがとうございました。
 そんなデジタル弱者をカモる気満々でないとアプリのマネタイズは成立しないのでしょうか? 確かに普及率も上がり、アプリDL数のキャパは拡大しつつも、バナー広告のクリックレートは下がるばかりと、広告収益だけで家族を養えるのは簡単ではなさそうです。
 その点マネタイズの利は、TV、ラジオ、新聞、雑誌の4大メディアの方が分が良さそうです。いくらアドテクが進化しようとも、おのおの業界の商慣習を変えるまでの影響力には及んでいないことも事実。ただしそれもあと数年後には一変しているだろうと推測します。
 根拠としては下のグラフですね。

1_スマホ普及とメディア接触時間


モバイルのメディア圧殺具合が泣けるレベル

 図のデータは、スマホやタブレットの普及率とメディア接触時間の年推移をグラフ化したもの。国内大手広告代理店であり、五輪エンブレムで話題の佐野さんを輩出した博報堂さんのデータです。そこいらのPR会社がYahoo!トピックスのPV狙いでこさえる少人数アンケートとは異なり、定期的に1000人規模でのアンケートを実施したものですから、マーケティングデータとしての信憑性は高いのです。さすがです。

 スマホやタブレットなどの普及率が伸びると共に、他のメディアに影響を及ぼしているのは明らかですね。総接触時間が増えている傾向なのに、モバイル以外のすべてのメディアが消費者との接触時間を奪われています。一番割を喰っているのが、PCというのが面白くもあり、伝統的メディアの底強さを示しているのですが、いかんせん時間の奪われっぷりには改善する見込みは見当たりません。
 モバイル端末を使い「ながら」で接触出来るTVなどの電波系は、踏ん張りどころではありそうですが、視覚を奪い合う紙媒体はダメですね完敗ですねお手上げですなこりゃ

 特に雑誌の惨状たるやなんたることか。「ダメです活動限界です!」と叫ばれそうな始末。メディアの特性上、娯楽要素が高い分だけ4マスメディアのなかでも接触時間は短かい性質ですが、2010年でのわずか16分の接触時間って減りようないんじゃね?と思いますが、甘かった。減るんですねこれが。この調子なら片手数年内には測定不能か秒単位で計測しかねません。世間的は「タブレットって売れてんの?」的な見解ですが、そのタブレットにも完敗ですもの。この2010年代において「接触時間を減らし続けている」のは、唯一雑誌メディアだけなのです。ここが一番深刻な要素ではないでしょうか?

 大局的に見れば、デジタル対4マスメディアの構図では、接触時間は2015年にしてがぶり四つになりました。しかし、これから定額音楽配信、動画サービスなどが普及すれば、ますますデジタルの接触時間が増えることは間違いありません。これまで幾分持ち堪えてきたTVでさえもその時間を奪われることでしょう。消費者の争奪戦ではデジタルに軍配があがり、それはつまるところ、広告費の奪い合いにデジタルメディアが一層優位になることを意味するのです。無論この動きに無頓着な企業などございません。企業が消費者と接触する手段も「デジタルファースト」となり、それはつまり「最も身近なメディアにモバイルが君臨」ワケであり、じゃそのモバイルの主体は何だといえば、「アプリ」となるワケです。
 アプリの本質は「サービス」であるワケで、そのアプリが「メディア」となるのなら、「メディア」は「サービス」になるワケで。


前略、アプリの利用者様たち


2_企業のアプリ対応状況と利用者行動

 メディアの性質が変われば企業の広報・宣伝手段も変わりますね。これまでメディアに載れば想定される成果が見えましたが、今後はその想定も思い通りとは限りません。メディア自体が消費者たちから目を背けられてしまうなら、企業自体がメディアの役割を担う他ない。オウンドメディアとかコンテンツマーケティングとかのバズワーズが飛び交うもの仕方ありませんね。ただしメディアが「情報伝達手段とその媒体」と考えるのはもう古典です。メディアはその本質をサービスに変え、その提供手段がアプリになるのです。
 まぁここ極めて個人的な主観ですねどね。まったくデータとは関係ないです。

 さて企業のモバイル対応としては、大中小問わずと「サイトのスマホ対応」は進んでいますね。グーグルが強制的に方針をあげちゃいましたから皆従わざるをえません。そんな段階ですから、ネイティブアプリを作って配信といった企業アプリ対応はまだまだこれから。
 初期のアプリブームで結構みなさん痛い目にあってますし、その苦労話も浸透してますから、一旦対応率が下がりますが、オウンドメディアが叫ばれると再度対応が広がっている模様です。

 ユーザーの利用経験も広がり、アプリを通じた消費・購買活動も確認されるようになりました。この先普及が進めば進むほど既存メディアはその立場を断崖絶壁に追いやられ、ユーザーリーチの役割を果たさないことから企業は資金を引き揚げ、自分たちでユーザーに何かしらのサービスを提供して楽しんでもらい、その見返りにアプリを通じてウチの製品を買ってもらうわ。となり始めて本格化する2016年まであと3ヶ月を切りましたという報告でござる。


本日の結論

 でもメディアの価値って数字だけじゅないんですよね。視聴率も部数もそう。それだけを見て企業は利用してるワケでもないのですよ。
 ・その言い訳が通用するもの特定媒体だけになりまっせダンナ
 ・企業広報のカタチも存在価値も変わり、特にマーケティングは重要職に。メディアコミュニケーションだけが仕事のプレスはアカン
 ・簡単に作れるアプリほど簡単に削除される運命(サダメ)

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